茨木のり子さん。


 とある深夜、 眠気眼で ぼーっと TVを見ていた私にとって 衝撃的やった。

 茨木のり子さんの詩。



 
       自分の感受性くらい


     ぱさぱさに乾いてゆく心を
     ひとのせいにはするな
     みずから水やりを怠っておいて

     気難かしくなってきたのを
     友人のせいにはするな
     しなやかさを失ったのはどちらなのか

     苛立つのを
     近親のせいにはするな
     なにもかも下手だったのはわたくし

     初心消えかかるのを
     暮しのせいにはするな
     そもそもが ひよわな志にすぎなかった

     駄目なことの一切を
     時代のせいにはするな
     わずかに光る尊厳の放棄

     自分の感受性くらい
     自分で守れ
     ばかものよ



 

 
 

 

            
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by joycecafe | 2009-06-04 01:19 | いろいろ


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